AI経営戦略OS——
カンパニーブレインを実装し、
経営戦略を週単位から時間単位へ。
AI経営戦略OS——という新カテゴリを、Signityが拓きます。
経営戦略家として鍛えられたAIエージェントの群れが、会社の全データを読み解き、 トップティア戦略コンサル水準の戦略立案を週単位から時間単位へ圧縮する。 さらに専用エージェント群を指揮して戦術を即実行し、週次のClosed Loopで改善を観測する。
このすべては、Signityを開発したSPRINT Japan株式会社が最初のユーザー(ユーザーケース#1)として日々実証中です。 社内ツールではありません——自分たちで作り、自分たちで使い倒し、製品に育てている経営OSです。
Signity = AIネイティブカンパニーを構築するための、「3つのループ構造(パッケージ)」と「1つのメタループ」と「2つのシステム」
Signityの仕組み
会社の活動を、Signityは3つのループ(パッケージ)で動かし、その上位に1つのメタループを置いて週次で戦略を駆動し、 さらに2つのシステムで全体を貫いて品質と責任を担保します。
| 層 | 名称 | 役割 |
|---|---|---|
| メタループ | M-Loop(MetaStrategy) | ABCを駆動する上位レイヤー(週次15分で戦略を回す) |
| パッケージ | 3つのループ(A-Loop / B-Loop / C-Loop) | 会社の「動かし方」そのもの |
| システム① | 意思決定署名システム | 全レイヤーを横断して「責任」を固定する |
| システム② | 暗黙知言語化システム | 会社・創業者の「決め方のクセ」を資産に変える |
ポイントは、これが3つの別々のツールの寄せ集めではないということです。 同じ設計思想——〈生成する → 署名する → 実行する → 観測して次に返す〉——が、 会社・部門・プロジェクトのどの階層でも、同じ形で繰り返されます。 自己相似なのです。だから階層を増やしても、仕組みは1つで回ります。
3つのループ——会社を動かす
A-Loop(GrowthHack)
コンテンツ配信OS
発信する、届ける、反応を見て次を作る。会社が外に向かって話し続けるための輪です。 SNS配信・ニュースレター・公開アーカイブ——会社の声を、止めずに回します。
B-Loop(ManagementOS)
中核経営運営OS(中核)
日々の意思決定を集め、判断し、記録し、次に活かす。会社の頭脳にあたる輪です。 この輪のなかに、後述する「2つのシステム」がコア装置として組み込まれています。Signityの中核がここにあります。
C-Loop(ProductForge)
プロダクト工房
作る。試す。世に出す。新しいものを生み出し続けるための輪です。 プロダクトを孵化させる工房として、A-LoopとB-Loopと接続しています。
3つのループの内部の作り込み——どんなエージェントが、どんな順序で、どう判断を回すか——はSignityの競争力の核です。 本ページでは全体像までにとどめます。
M-Loop(MetaStrategy)——ABCを駆動する経営戦略メタループ
3つのループ(A/B/C)の上位で、会社の戦略そのものを毎週動かすメタループです。
毎週の経営戦略会議で、わずか15分の瞬間回転で8つのステップを駆け抜けます。
- 1状況整理(前週KPI/概況)
- 2MTPとゴールの設定
- 3「未来の記憶」設定(到達した未来からの逆算ビジョン)
- 4並列リサーチ(未来予測/市場・競合調査/アナロジー事例分析)
- 5ストラテジー統合
- 6戦略/戦術策定(レポート作成)
- 7レビュー&ブラッシュアップ
- 8戦術実行案策定 → ABC各部門へ配布
各部門が週内に戦術を実行し、翌週の Step 1 で結果を吸い上げて次の戦略に反映する閉ループ。 Claude Code + Open Goat のマルチAIエージェント分業・協業により、戦略立案を週単位から時間単位へ圧縮します。
これがSignityの中核——「会社の頭脳が、毎週15分で動く」装置です。
Step 4 並列リサーチの分業ロジック・Step 5 ストラテジー統合のアルゴリズム・「未来の記憶」設定の逆算ビジョン抽出ロジックはSignityの競争力の核です。 本ページでは8ステップの全体像までにとどめます。
2つのシステム——なぜ信頼できるのか
3つのループとM-Loopが「動かし方」なら、2つのシステムは「なぜ信頼できるのか」を支える部分です。 Signityがただの自動化ツールと決定的に違うのは、ここにあります。
システム①|意思決定署名システム
なぜ仕組みの中心に「署名」を置くのか。
理由は一つ。生成と、責任を、分けるためです。
AIは、いくらでも案を出せます。文章も、戦略も、コードも。でも、AIは責任を取れません。 だからSignityは、生成(AIがやる)と、責任の確定(人間が署名する)を、構造として切り離しました。
署名には、二つの種類があります。
- 責任署名 —— 「この決定を実行する、その責任を私が負う」という署名。
- 認知署名 —— AIが言語化した「あなたの判断の基準」に対して、本人が「確かにこれは私の考えだ」と認める署名。
順番が大事です。自分でも気づいていなかった判断のクセを、まずAIが言葉にする。 本人がそれを確かめる。確かめてから署名する。 自分が理解していないものに、責任の署名だけを先に押させることはしません。
こうして、誰が・いつ・何を根拠に決めたかが、消えない記録として積み上がっていく。 AIが署名し、人間が拒否権を持ち、すべてが監査される——この四点セット(SHA-256+AI Signature+veto+監査)が、Signityの責任固定装置です。
システム②|暗黙知の言語化システム
もう一つが、たぶん一番わかりにくくて、一番おもしろい部分です。
会社には、言葉になっていない「決め方のクセ」があります。創業者の頭のなかにある、無意識の「正しさの基準」。 普通、それは本人が辞めた瞬間に消えます。
Signityは、これを言葉にして、署名して、会社の資産にする仕組みを作っています。
会社や創業者の意思決定の癖を、AIが拾い、言語化し、本人が「これは確かに自分だ」と確かめ、 そこに認知署名を押す。署名システム①と、ここで対になります。
なぜこれが資産になるのか。人に依存していた「判断の質」が、人から切り離されて残るからです。 創業者がその場にいなくても、会社が同じ基準で判断できるようになる。 これは効率化の話ではありません。
会社という生き物に、記憶と人格を持たせる話なのです。
Signity Transition Engine v0.1.5
組織の状態変化をLedger Eventとして記録し、検証し、Current Stateへ投影する最小ループが動きました。
Signityは、AIが案を出し、人間が責任を持って承認し、その判断の履歴を追跡可能にする経営OSです。
今回の v0.1.5 では、Decision Object、承認済みLedger Events、Current State Projection、Correction Events、Hash Chain、Production eligibility を一つの画面で確認できるようになりました。
これは完成品の発表ではありません。Signityが目指す「会社の記憶と責任を固定する仕組み」が、最初の動く形になったことの記録です。

AI-Nativeスタートアップモデル
Signityの背景にある「AI-Nativeカンパニー」という組織モデル——人間とAIが、どう役割を分けあい、どう協働するか——については、 SPRINT Japan株式会社の別ページで詳しくご紹介しています。
AI-Native Company:組織最適化なぜ今、これが「売り物」になるのか
最近、業界の大物たちが同じ山を登り始めたのを見ています。
マイクロソフトのナデラは、「企業独自の評価基準(private eval)こそが最大の知的財産になる」という趣旨のことを語りました。AIそのものではなく、AIをどう使い・どう判断するかの「型」に価値が移る、という見立てです。
方向は、Signityと同じです。だからSignityは焦りません。 むしろ、自分の仮説が外から裏づけられたと受け取っています。
そのうえで、Signityの差分は一点に絞れます。
責任まで、署名で固定すること。 評価する・判断するだけなら、いずれ多くの会社がやるでしょう。 でも「誰が責任を持つか」を消えない形で残すところまでを設計に組み込んでいる例を、Signityはまだ知りません。
まだ入口です。だから、プロセスごと見せる。
正直に書きます。Signityは完成品ではありません。まだ入口に立ったところです。
それでも、向かう方向ははっきり見えています。
だからSignityは、出来上がってから発表する、という普通のやり方を取りません。作っている過程ごと、公開します。うまくいったことも、つまずいたことも、決め方の迷いも。
売り込むつもりはありません。
ただ、もし「署名で監査できる会社」という考え方に少しでも引っかかった方がいたら—— 一緒に、この続きを見ていてください。
それだけです。
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