Signity — AI経営戦略OS
カンパニーブレインを実装する、AIネイティブカンパニーのための経営OS。
ホームでは全体像をご紹介しました。このページでは、Signityの仕組みをもう一歩深くお伝えします。
Signity — 名前の由来
Signity(シグニティ)は、AI Signature(AIの署名)と Eternity(永続)をかけ合わせた造語です。
「署名で責任を固定し、消えない記録として永続させる」——この核となる思想が、そのまま名前になっています。
AIで会社を速く回したい、という相談が増えました。気持ちはわかります。でも、自動化を突き詰めた会社の終着点は、たいてい同じところに着きます。誰も中身を説明できないブラックボックスです。
Signityが作りたいのは、その逆です。速く動いて、しかも「誰が、いつ、何を根拠に決めたか」が消えずに残る会社。その仕組み一式に、私たちは名前をつけました。
M-Loop(MetaStrategy)の8ステップを、もう一歩深く
ホームでは「週次15分で経営戦略を回すメタループ」とご紹介しました。ここでは、8つのステップそれぞれが何を担っているかを、もう少し詳しくお伝えします。
Step 1|状況整理
前週のKPI、概況、未決リストを集約。会社が今どこに立っているかを観測の起点に。
Step 2|MTPとゴールの設定
会社・部門のMTP(Massive Transformative Purpose)を毎週再確認。四半期OKRとの整合も。
Step 3|「未来の記憶」設定
到達した未来からの逆算ビジョン。「すでに達成した自分」から現在を見るアプローチ。
Step 4|並列リサーチ
未来予測・市場/競合調査・アナロジー事例分析の3軸を、マルチAIエージェントが並列で実行。
Step 5|ストラテジー統合
並列リサーチの結果を統合し、戦略候補を生成。
Step 6|戦略/戦術策定
戦略仮説と戦術案を文書化。署名を伴う意思決定資産として記録。
Step 7|レビュー&ブラッシュアップ
Step 6 へ反復改善。AIと人間が交互に判断。
Step 8|戦術実行案策定
ABC各部門への配布フォーマット化。翌週 Step 1 で結果を吸い上げて閉ループ完成。
M-Loopには重要な二重構造があります。機構(8ステップという回し方)はSignityの資産、インスタンス(具体的な戦略内容そのもの)は使用する企業の資産。SPRINT Japan株式会社は最初のユーザーとして、自社の戦略をこの機構で動かしながら、機構そのものをSignityというプロダクトとして育てています。
3つのループを、もう一歩深く
A-Loop(GrowthHack)|コンテンツ配信OS
役割: 会社が外に向かって話し続けるための輪。
動作: ネタ → 生成 → 署名 → 配信 → 反応観測 → 次ネタ。
主な構成要素(実装中・構想含む): SNS配信パイプライン/ニュースレター/公開アーカイブ/VibeRush SNS Loop。
「黙る会社は消える」という前提のもと、会社の声を止めずに回すことに特化しています。
B-Loop(ManagementOS)|経営運営OS — 中核
役割: 会社の頭脳。日々の意思決定を集約し、判断し、記録し、次に活かす。
動作: 観測 → 判断 → 実行 → 反映を、日次+随時で回す。
主な構成要素: Capture Pipeline(創業者のキャプチャ入力配管)/morning-brief・night-brief(日次ブリーフ)/Live Ops 決裁インボックス/暗黙知言語化システム。
Signityの中核がここにあります。2つのシステム(後述)がコア装置として組み込まれているのも、このB-Loopの中です。
C-Loop(ProductForge)|プロダクト工房
役割: 新しいものを生み出し続けるための輪。
動作: 仮説 → 開発 → 計測 → 学習 → 次イテレーション。
主な構成要素: Hermes 能動アクター/治療カルテ v0(パーソナルヘルスOS)/テストプロダクト群。
プロダクトを孵化させる工房として、A-LoopとB-Loopと接続します。
2つのシステムを、もう一歩深く
意思決定署名システム
Signityの心臓部です。
署名には、二つの種類があります。
- 責任署名——「この決定を実行する、その責任を私が負う」という署名。
- 認知署名——AIが言語化した「あなたの判断の基準」に対して、本人が「確かにこれは私の考えだ」と認める署名。
順番が大事です。暗黙知 → 言語化 → 本人検証 → 認知署名 → 責任署名。自分が理解していないものに、責任の署名だけを先に押させることはしません。
「理解できないまま承認させない」——これはSignityが自分自身に課した規律です。
装置としては、SHA-256 + AI Signature + veto + 監査の四点セットで動作します。
暗黙知言語化システム
Signityで一番わかりにくくて、一番おもしろい部分です。
会社や創業者の「決め方のクセ」を、AIが拾い、言語化し、本人が「これは確かに自分だ」と確かめ、そこに認知署名を押す——という流れで、暗黙知を「会社の資産」に変換します。
実装の手段としては、いくつかのコンポーネントが既に動いています。たとえば、自社の創業者の文体・思考パターンを抽出する natsumoto-voice(夏本ヴォイス・エンジン)、意思決定を不可逆に固定する decision-log などです。
創業者がその場にいなくても、会社が同じ基準で判断できるようになる——これは効率化の話ではありません。会社という生き物に、記憶と人格を持たせる話なのです。
実装現況
Signityは完成品ではありません。現在進行形で開発中のプロダクトです。「いま何が動いていて、何が構想段階か」をできるだけ透明にお伝えします。
🟢 動作中の部品
- AI Signature フロントマター
- decision-log
- morning-brief / night-brief
- Capture Pipeline
- natsumoto-voice v0.3
- Live Ops 決裁インボックス
- VibeRush SNS Loop
🟡 開発中の部品
- M-Loop(経営戦略メタループ)週次運用実走
- Hermes 能動アクター
- 治療カルテ v0(パーソナルヘルスOS)
🔵 構想段階の部品
- Signity Public シリーズ(Witness Meeting / Seminar / Disclosure / Boardroom / AGM)
- Signity Communications シリーズ
- AS-IS Whisperer(NLP×AI 6層ヒアリング)
ロードマップ
- 現在(2026)SPRINT Japan株式会社で実証中(ユーザーケース#1)
- 2026 Q4月商140万円突破ストレッチ目標(第1段ロケット)
- 2027 春第1陣 US Provisional 特許出願目標
- 2027 中期公開コンテンツ・対外配信の本格化
- 2027 後期SG法人化検討(第2段ロケット)
- 2028グローバル展開・「1人ユニコーン」を視野に